
木札と封印シールのみの超スッキリパッケージ。
『白瀑(しらたき) 特別純米生原酒 6号酵母・7号酵母』
秋田のお酒です。
使用米、精米歩合、アルコール度数、日本酒度、酸度、アミノ酸度すべて同じ。違うのは酵母だけ。
すなわち酵母の違いでどれほどの差が出るのかという呑み比べ企画酒。
購入はこちらも
たかりょうさんとこから。
完全に同じスペックで、酵母だけ違うというものは呑んだ事が無いので、どれほど差があるのか楽しみ。
しかし、こういう売り方をされると、どうしても2本セットで買ってみたくなりますね〜。商売上手だわ。
酵母の種類をさらに増やせば、売り上げもさらに倍増するかも^^

こっちが6号酵母(協会6号)
6号酵母は、秋田県『新政(あらまさ』の発祥とされ、別名「新政酵母」とも呼ばれるもので、『発酵力が強く、香りはやや低くまろやか、淡麗な酒質に最適』とされています。

そしてこちらが7号酵母(協会7号)
昭和21年に長野県『真澄』(ますみ)の醪より分離された『華やかな香りで広く吟醸用及び普通醸造用に適す』酵母です。
見た目で差は分かりませんね〜。
香りはどちらもプンプン香るものではなく、割と地味目な印象。
(実は花粉症で、このところ若干鼻が詰まり気味なので、香りの違いがちょっと分かりにくかったりします^^;)←あかんやん
まずは冷やで。
●6号・・・さらりと軽めの口当たりで、しっとりとした酸味と落ち着いた旨味があります。全体的にやわらかな丸みのある味わい。
●7号・・・さらに軽やかな口当たり。6号よりやや強めで華やかな香りが残り、シャープな感じがします。こちらの方が強い味に感じます。
次に燗で。
●6号・・・まろやかさが増し、程良い酸味と鼻にす〜っと抜ける爽やかな香りが心地良く、しっとり味わえます。
邪魔するものがない、やわらかく旨い燗酒。
●7号・・・こちらもまろやかさが増し、6号より『まろ〜ん』な印象。
しかし味の方は辛味・酸味とも6号のより強く感じます。
が、じんわりしみ出すような旨味は無いかな。
6号は含み香の方が強く、印象としては地味目だけど、広がりのあるやわらかい旨味。
7号は立ち香の方が強く、やや派手でシャープな印象。6号のような味の広がりは無いけれど、その分深みがあるように感じました。
それぞれ瓶の色(6号→茶、7号→緑)がお酒のイメージに合ってる気がします。
(以前は瓶の色も同じで、どっちがどっちかワケワカメだったらしいですが^^)
そして、どちらも生原酒だけど、口当たりが軽くすい〜っと飲めてしまいます。
が、後から腹にズシっとアルコール感が来ます!(飲み過ぎ注意^^)
■酒造会社:
山本合名会社(秋田県山本郡八峰町)
創業:明治34年(1901年)
●原材料:米、米麹
●原料米:酒こまち
●精米歩合:55%
●酵母:6号 or 7号
●アルコール分:17〜18%
●日本酒度:+1
●酸度:1.7
●アミノ酸度:0.7
●製造年月:2008年2月
●価格(税込):1.8L/\2,835-、720ml/\1,470-
個人的お好み度:6号酵母
★★★★ 7号酵母
★★★どちらが良いかは全くお好み次第だと思いますが、ノミ太蔵的には6号酵母の方が好みでした。
冷やではどちらも甲乙つけ難しだったんですが、燗を付けると穏やかで丸みのある旨さの6号の方が勝っていたように思います。
同じスペックで酵母違い。
なかなか面白い呑み比べでした。
ただ、たしかに6号酵母と7号酵母では違う酒なんだけど、どちらも同じ蔵の酒なので基本的な部分は同じ酒だなぁと思いました。
やはり蔵ごとの造りによる差の方が大きいんですかね?
6号と9号だと、もっと劇的に違うと感じたかも。

肴は、アカカマスの干物と菜の花の和え物。
秋冬の味覚と春の味覚でこちらも対決?
夜が明けるのも随分早くなってきました。
張りつめた空気も少し緩んできました。
春野菜も出回ってきました。
鼻水の量とくしゃみの回数が劇的に増えてきました。
春近しであります。
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