このトロッコ列車、JR西日本の子会社
「嵯峨野観光鉄道」が運行する観光鉄道。
複線・電化に伴い廃線となった、JR山陰本線の京都・嵯峨駅~亀岡・馬堀駅間の旧線を利用し、景勝地
保津峡沿いをガタゴトのんびり走ります。嵯峨からトロッコに乗り、亀岡から保津川下りで嵐山に戻ってくるという観光ルートが人気のようです。
折り返し駅となる「トロッコ亀岡駅」が自宅近くなので、トロッコ列車を見に行くのが子供とのお散歩定番コースのひとつにもなってるノミ太蔵家。
(うまくいけば、子どもをダシに、お客さんの到着待ち観光バスの若いガイドさんとtalk特典付き^^)
いつもは駅まで行って、トロッコ列車やお客さにバイバイして見送るだけでしたが、最近「トロッコ乗りたいな~」と言ってたので乗せてみることに。
いつも通り?事前の計画無しに、いきなり思いつきで出かける我が家。
この日も急遽、「今日トロッコ乗る?」で、朝から嫁さんが当日券を買いに走る。
全席指定なのです。
さぁ出発!と、思ったら嫁さんと次女が乗ってませんよ。
実は駅まで歩いて来る途中、嫁さんが
「ガス・・・切ってないかも!?」などと言い出し、心配だから見に帰っちゃいました^^;
まぁ大丈夫だろうと言っても、一度気になりだすと楽しめないとのことで。
ノミ太蔵と長女だけトロッコに乗り、嫁さんと次女はJRで後から追いかけてくることになりました。
途中で
保津川下りの船を追い越します。
船の客とトロッコの客、見知らぬ同士が手を振り合う
観光地ならではの妙な連帯感^^;
上を走るのがノミ太蔵も通勤で毎日乗ってる現在の山陰線(嵯峨野線)の線路。
複線電化され、これまで30分くらいかかってたのが10分足らずになりました。
川を渡る以外は全部トンネルの中なので景色は楽しめなくなってしまいましたが。
トロッコ亀岡~保津峡間では鬼が乗り込んできます。
(主に土・日・祝らしい)
「酒呑童子」(京都と丹波国の国境の大枝(老の坂)に住んでいたとされる鬼の頭領)らしきこの鬼さん。
カップルには恋愛指南したり、学生に人生論を語ったり、一緒に写真に写ってくれたり、愉快なパフォーマンスで人気です。
なんでも海外の旅行雑誌で紹介されたとか!?
さすがにまだまだ青いですね~。
紅葉のシーズンは綺麗ですよ。
トロッコ嵯峨駅に到着。
嫁さんたちの電車が着くまでお茶でもしてましょうか。
ということで子供にジュースを与え、ノミ太蔵も麦ジュースを^^
嵯峨野トロッコビール「各駅停車」
駅名のついた「嵯峨、嵐山、亀岡」の三種があり、これはアンバーエールタイプの「亀岡」。
かつてはボトル缶入りで「ガーデンズ天瀬ブルワリー」醸造との情報があったけど、これは瓶入りで羽田酒造製となっていた。醸造元が変わったのかな?
中身は
羽田酒造さんの周山街道ビールと同じと思われる。
嫁さんたちがまだ来ないので、ちょっとウロウロ。
トロッコ嵯峨駅には『19th CENTURY HALL』なるものが併設されていて、19世紀の作曲家がこぞって使ったといわれるベーゼンドルファー社のグランドピアノ(←まったく知らん)やらSLやらが展示されてます。
巨大なシャンデリアがぶら下がってたり、壁際には音楽家たちの彫像が並べてあったり、ちょっと異様な雰囲気漂うところです^^;
小学生の頃、SLが大好きだったノミ太蔵。
もう少し見てたかったのに、子どもは興味無しでどっか行っちゃうし。
『人車』なるものも展示されてます。
明治中期から昭和初期頃まで活躍していたと言われる「人車鉄道」。
同じ人力の乗り物でも駕篭や人力車と違い、恐ろしく格差社会の縮図を見ている感が・・・
こちらは売店。
トロッコグッズが充実してます。
子供がレジのお姉さんに遊んでもらってる隙に日本酒コーナー探索。
丹山酒造のものばかりです。
こちらでカップ酒などを買い求め、車窓から保津峡の渓谷など眺めながら呑むと旨そうですな。
しかし、お世辞にも良い状態で売られてるとは言えませんねぇ。かなり暑かったし。
手前の方にある『渚』などは結構高いお酒なのに。
ここで嫁さんたち合流。外へ出ます。
こちらは建物の外観。
屋外にもSLが展示されてます。流石にJRの子会社だけに、こんなのどこからか引っ張って来れるんですね。
「D51 51」通称ナメクジ型と言われるタイプのですね。
こちらも子供は何も見えないかのようにスルー^^;
男の子ならもう少し興味を持ってくれるのだろうに。
その後、嵐山・渡月橋辺りをぶらぶら。
橋の袂のお茶屋で一服。
写真撮る前にフライングして餡を食べちゃった人がいます。
姉ちゃん、お抹茶に挑戦。
お味は・・・・?
大人の味は微妙だったようです^^;
渡月橋をわたり、川縁でゆっくり。
まだ本格的な秋の観光シーズンではないので、観光客もそれほど多くない。
(と言ってもそこは嵐山。うじゃうじゃいます。特に中国系の人が多かったな。)
ずっと寝ていた妹さん、ここでお目覚め。
突然見知らぬ場所で目覚め、呆然としとります。
もう少し大きくなれば、湯豆腐や湯葉なんか一緒に食べられるのに。
いや、その頃になると親父と歩くの嫌だと言われるか?
観光シーズンには近づきたくない観光地ぶらぶら紀でした
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