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2008年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年02月

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久在屋 羽前秘伝

羽前秘伝1
久在屋さん1月の限定豆腐(だった)、「羽前秘伝おぼろ豆腐」
山形県東置賜郡川西町産「羽前秘伝(うぜんひでん)」豆を使用。
甘さと香りとコクが非常に際立つ大豆だそうです。
生産者は「淀野 貞彦 氏」となってます。



羽前秘伝2
とろっとろ~のとろける食感。
かなり柔らかい豆腐です。

少々箸でつかみにくいのを口に運ぶと、本当にしゅわわ~んととろけます。
大豆のさわやかな青みを残しつつ、濃厚な旨味・甘味がとろけながら口いっぱいに広がり、ソフトクリームのようにとけていきますよ。
これも、なかなか旨い豆腐でした。

350g/\525(税込)也


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| 食べ太蔵 | 23:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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リニューアル2種

ドラフトワン'09
12月中旬製造分よりリニューアルされたドラフトワン、麦とホップ。(麦とホップはパッケージのみ)
先日のオリオンいちばん桜を買った時に横に並んでたので、そういえば呑んでないやと購入。

まずドラフトワンから。
「スッキリ味」を更に際立たせるため、原料の配合率を変えることで、お客様のロイヤリティの向上および、リトライアルの獲得を狙います。
との説明。
パッケージも中身同様、よりスッキリデザインに。


スッキリはスッキリだけど,相変わらずの強い酸味と豆系独特の香り。
あまり飲まないのでどう変わったかはよく分からない。
脂っこいのや濃い味のおつまみには良さそうです。
しかし、一口飲んだだけでドラフトワンと分かる味・香りは唯我独尊?


●分類:その他の醸造酒(発泡性)(1)
●原材料:ホップ、糖類、エンドウたんぱく、カラメル色素
●アルコール度数:5%
●価格(コンビニ):忘れた^^;

個人的お好み度:★★☆☆☆



麦とホップ'09
続いて「麦とホップ」
こちらはパッケージのみリニューアルとのことですが、せっかくですから呑んでみましょう。

つや消しの金色になりスッキリシンプルに。

爽やかだけどリキュール系独特の香りあり。
清々しい香り+甘味+微妙な苦味。

味は変わってないはずだけど、薄くスッキリ傾向になり、麦芽の風味も乏しくなった気が・・・
直接呑み比べてないのでいい加減なもんですが、そんな気がしました。
どちらにせよビールとは間違えない味です^^;


●分類:リキュール(発泡性)(1)
●原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)
●アルコール度数:5%
●価格(コンビニ):忘れた^^;

個人的お好み度:★★☆☆☆


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麦とホップ'09おかず
この日は煮込みハンバーグでした。
先の2本の後、勿体ぶってわずかに残していた「春霞 純米吟醸ふなくち」を呑み切る。
開けてから三ヶ月近くにもなるので流石にフレッシュ感は消えましたが、濃厚で深みのある旨味は健在。
濃いハンバーグにも負けない味でした。




携帯壊れた
まったく話は変わりますが携帯電話が壊れた。
乱暴に扱う&子供のおもちゃになってたので外観もボロボロですが、ついに通話出来なくなってしまった。
運が良い時は、外部スピーカーを使えば会話は出来るんですが、相手の声まで回りに丸聞こえなので内容筒抜け。恥ずかし過ぎる。

もう古いし、修理するのもなんなので買い替えることにして、久しぶりにお店に行ってみると・・・
高いんですね~最近の携帯。
以前は貯まったポイントで買えるくらいだったので、あまり値段を気にしなくてもよかったんですけどね。
その分基本使用料なんかが安くなってるとのことですが。

スライド式のが良かったので(過去もスライド率高いです)、F-03Aというのにしました。
かなりサクサク動作との評判だったのでこれにしたんですが、ほんとにサクサク快適^^
ただ、あまりに高機能になり過ぎてて、ほとんど使いこなしてない呑み太蔵にはもったいない買い物ではあります。

| 麦酒系 | 23:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ONI-YANMA 試し呑み

オニヤンマおかず
ゆうべは一昨日届いた「ONI-YANMA」(オニヤンマ)を試し呑み。

節分まで置いとこうかと思ってたんですが、開けてからも味の変化が楽しめるとのことなので、ちょろりと呑んでみました。

さほど強く感じませんが、新酒のフレッシュな香りがあります
見た目普通の酒です(当たり前だけど)。
最初はシュワっと感があり、開けたての新酒らしい口当たり。
ガシっとぶっとい辛口なんですが、とろ~り感のある甘味と酸味がとけ込んでいて、さほど辛口だ~という感じは受けません。

ほほほ・・美味しいですね^^

アルコール度数の高さやラベルのインパクトから手強い酒のイメージを受けますが、それを良い意味で裏切る呑みやすさ。(後から胃にどしっと来るけど)
そして余韻に独特の香りが有るような無いような・・・(悪い意味じゃありませんよ)

山間とはまた一味違った旨酒ですね。
これからこのお酒がどのように変化して行くのか大いに楽しみです。


しかし、このラベルが食卓に並んでると笑える^^
「まぁまぁそんな恐い顔してないで、一杯どうですか?」


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| 酒雑記 | 12:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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鬼がきた!!

鬼1
上越よりがやって来ました。
山間番外編〈ONI-YANMA〉!!

実際目の当たりにすると、かなりのド迫力とありえね~というインパクト!!
遊び過ぎ!!(しかし中身は鉄板とのことで多いに期待)

でも、こういうの考えて作ってる時って楽しいだろうな~。
自分もこういうのに近い仕事してるはずなのに、楽しさより苦痛ばかり・・・
サラリーマンの宿命。あぁ、病んでますね-_-;

今日も酒呑んで一時的でも逃れましょう。(←酒に逃げてる。やばい~)




鬼2
それでは早速、子供に見せて怖がらせてみよう!
(ラベル画像見たときから、届いたらこれやろうと思ってたんです。いい子にしてないと怖い鬼が来るよ~って)
ほぉら、怖いぞ~、鬼のお酒だぞ~。



鬼3
あれ!?
なんか微笑みながら近付いて来てません?




鬼4
なんか、スゴく嬉しそうなんですけど・・・



鬼5
え゛~~、「鬼さん、カワイイの~」だって・・・
ぎゃ~って泣いて怖がってくれるの期待してたのに・・・
彼女の目には可愛らしく映ったようですよ。
鬼さんも赤面でタジタジ^^;


鬼6
AUNさん、いつものご丁寧なお手紙。
collectionの「e」が抜けてるのはご愛嬌?

「ほら、鬼さんからお手紙だよ」って見せると、こちらはちょっとびっくり&ビビってました。
毛筆の迫力に圧されたのでしょうか^^

節分にでも開けようかと思ってましたが、AUNさんによると開封後に味に「のび」があるとのこと。
それなら明日にでもちょっと呑んでみましょうかね~。



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| 酒雑記 | 23:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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アサヒ オリオンいちばん桜

オリオンいちばん桜
1月20日発売「アサヒ オリオンいちばん桜」
カスケードホップ使用の季節限定商品。
(沖縄・奄美大島地域では12月2日より本家オリオンより発売済み)


沖縄ではお正月過ぎに咲き始めると言う緋寒桜(ヒカンザクラ)が描かれた、とっても春らしい華やかなパケージ。
こっちはここんとこ冷え込み厳しく、朝布団から出られない状態ですけどね~。



泡はきめ細かく泡立ち良好。
オリオンビールって色も味も薄いイメージがあるんですが、これは色も味もしっかりしてる。
カスケードホップの爽やか&華やかな香り。強過ぎないので飽きるほどプンプン香りません。
苦いようで苦くなく、丸みのあるマイルドかつ爽やかな風味。
味わいとしては軽やかに感じるけど、薄いわけではなくしっかりとコクもあります。
麦芽の風味はあまり感じないかな~。
なんとなく春らしく明るい気持ちになるマイルド爽やかビールですね。

割と好きな味です。



●分類:ビール
●原材料:麦芽、ホップ
●アルコール分:5%
●価格(コンビニ):350ml/\217(税込)

個人的お好み度:★★★★



水菜
実家で貰ってきた新しい?水菜。
ご近所さんが作られた新しい技法(農法?、品種?)のもので柔らかいらしい。
早速、鍋とサラダでいただいてみます。

鍋の方はたしかにいつものより柔らかい気がする。
といってもへにゃ~となるわけでなく、シャキッと感を残しながらも食感は柔らかめ。
一方サラダの方は、固さはいつも通りでそれほど差があるようには感じなかったけど、繊維感というかスジっぽさが無いので、シャキシャキ噛んでる食感が心地良いです。
嫁さんはいつものより苦いかも~って言ってたけど、ノミ太蔵的には分かりませんでした。

こんなとこです--->母上。


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| 麦酒系 | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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田酒 純米吟醸 生原酒

田酒 純米吟醸 生
田酒の新商品「純米吟醸 生原酒」
田酒醸造元「西田酒造店」の別銘柄「外ヶ濱」の純米吟醸生原酒がリニューアルされ田酒として新発売。

実はこれが初田酒だったりします。


香りは生酒らしいフレッシュ&フルーティな吟醸香がありますが、さほど強くは感じません。
程よく香る感じです。
それでは一口。
入った瞬間に「ぶわっ」となめらかな甘味の乗った旨味が広がり、その後フレッシュな酸味とちょい苦味がシュッと引き締める。
とにかく荒々しさが無く、ひっかかりも無いするりとしたストレートな旨さ。
味わい・濃さのバランスが好みです。
若干甘めですがいいですよ~。
香りプンプンではないので食中酒としてもグーです。
ただ、ちょっと直球勝負過ぎるよ味の気がするので、少し変化球的な部分も欲しいかな。

と、ここまで褒めちぎりですが、後日残り半分呑んだら前回ほどではない気が。
いや、十分美味しいんですけど、やや苦味・渋味が目立ちつような・・・
そういえば、燗を試してなかったので、残り1合弱になったところでを燗つけてみると・・・
おほほ!お燗もいいですね~。

冷やの時の爽やかさは若干影を潜めますが、温めることにより、ほわ~っと豊かな旨味になりいいですね~。
もう少し早く試せば良かったな。


■酒造会社:株式会社西田酒造店(青森県青森市)
 創業:明治10年(1877年)
●原材料:米、米麹
●原料米:華吹雪
●精米歩合:50%
●アルコール度:17.3%
●日本酒度:+1
●酸度:1.5
●出荷年月:H20年12月25日
●価格:720ml/\1,700(税込)

個人的お好み度:★★★★★



田酒 純米吟醸 生おかず1
この日は鱈の白子を肴に。
まずは定番白子ポン酢。
ん~とろける旨味。たまらん^^


田酒 純米吟醸 生おかず2
続いて酒肴本に載ってたバターソテー。
おぉ!これは旨い!!!
ちょこっと焦がした芳ばしさとバターのコクが、白子のとろ~り旨味と合わさり絶妙な旨さ。
田酒の生原酒と相性バッチシでした!
(あまりの旨さに翌日もう一回作ってもらったくらい)



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MacBook買い替え1
余談ですが、調子悪過ぎで使い物にならなかったこたつ用MacBookを買い替え。
これほど新鮮味の無い買い替えは初めてだ。
中身も外身もほとんど変わってないもんね。
アルミの新型でも良かったんですが、FireWire無いのだけが譲れないところだったので。


MacBook買い替え2
初代なので2006年5月発売のやつですが、数回修理に出しましたが完治せず電源落ちまくり。
2年半経ってもほとんど進化してないな~。
G4の停滞期みたいだ。
このモデルでポリカ筐体のも終売かな~
・・・と、思ってたら夕べこっそりアップデートしてる!!!!!!!
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン 

唯一不満点だったビデオ性能大幅アップしてるし。
ぐぐぐ・・・必要に迫られ買い替えたとはいえ、一週間で型落ちモデルとは・・・


| 麗しの純米吟醸・吟醸酒 | 23:37 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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山吹極「中級者向食中酒」純米無濾過本生

お正月以降、すっかりブログ更新が滞っておりました。
仕事が忙しいとか、ノートパソコンの調子が悪かったとか、お通夜に行ってたとか色々言い訳はありますが、実は・・・


ただのサボリです(^^;)

鍋
その間も新年会で鍋食ったり

鉄板燗
お好み焼き屋で鉄板燗したり

すきやき
丑年初の牛肉(いただきもの)食べたり

七草がゆ
七草がゆを肴に呑んだり

適当に呑んではおります・・・



山吹極 純米無濾過生18BY
さて、久々に更新するにあたり記事にするお酒は「山吹極(やまぶき)純米無濾過本生」

「山吹極」は山形・朝日川酒造が、万人受けを狙わず、マニア層?をターゲットにしたどっしり個性派酒の新ブランドだそうです。
その中ラインナップの中に、肩ラベルに「中級者向け~」とか「上級者向け~」とか書いたのがある。なんだこれ?
蔵元ページでは「日本酒の本当の旨さを知っている上級者向きの日本酒です」と書かれてますね。

地酒呑み始めてまだ3年ほどのノミ太蔵。
「上級者向き」にはちょっとビビり、「中級者向け食中酒」なる純米無濾過本生を購入。

原料米の「山酒4号」は、地元の県立村山農業高校で交配実験が行われ育種された酒造好適米で、父には山田錦、母には金紋錦を持つ河北町でしか栽培されていない希少なお米だそうです。



少し酸味を感じさせる、穏やかで深みのある香り。
味は序盤の甘酸っぱさの後、非常にしっかり&トロリとした米の味が感じられます。
ん~~、濃い!
生酒のフレッシュ感をわずかに残しつつも、じゅわ~っと溶けるような熟成された濃醇な旨味です。しかし、後味は、濃醇な旨味の余韻を残しつつもスッキリ切れが良いので重過ぎることもないかな。
お燗をつけると芳醇さが増し、味わいにさらなる広がりが出てきてグ~です。

中級者向けとなってますが、濃いのが好きな人なら初心者でもOKな、どっしり旨口食中酒ですよ。
ただ、個人的にはちょっと濃厚過ぎて呑み続けてると飽きてくるなぁ。
その日の体調とか、合わせる肴によって感じ方に多少差はありますが、後半ちょっとクドく感じます。
ほんの少し割り水したらいい具合になりましたけど。




■酒造会社:朝日川酒造株式会社(山形県西村山郡河北町)
 創業:嘉永元年(1848年)
●原材料:米、米麹
●原料米:山酒4号
●精米歩合:58%
●使用酵母:山形KA
●アルコール度:18~19%
●日本酒度:+5
●酸度:1.6
●アミノ酸度:1.9
●醸造年度:H18BY
●出荷年月:H20年12月
●価格:1.8L/\2,415(税込)

個人的お好み度:★★★☆☆



山吹極 純米無濾過生18BYおかず
白身の刺身なんかには少々濃過ぎるかも。
後ろの中華鍋や、おでんなんかにはバッチリでしたよ。

上級者向けはどんなだろう?


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| 純米・特別純米 | 23:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初孫 純米吟醸 しぼりたて

初孫しぼりたて2
『初孫 純米吟醸 しぼりたて』
お正月に実家で呑んだお酒です。
既に4人の孫がいる親父殿が買っておいてくれたもの。
ここ数年、焼酎一辺倒だったのが、最近日本酒回帰しつつあるような・・・


山形オリジナル酒米『出羽燦々(でわさんさん)』を使用した純米吟醸のしぼりたて新酒。

香りは控えめ。
新酒の荒々しさは無く、しっとり&ふんわりとした柔らかい味わい。
フレッシュな優しい甘酸味があり、後半はスキっとキレ良い上品なお酒ですね~。
誰でも呑みやすい、綺麗な旨酒という印象ですが、米の旨味というのはあまり前面に出て来ないタイプです。

冷やして呑んでるうちは爽やかフレッシュなんだけど、ちょっと温くなってくると少々甘くダレた感あり。


■酒造会社:東北銘醸株式会社(山形県酒田市)
 創業:明治26年(1893年)
●原材料:米、米麹
●原料米:出羽燦々(山形県産)
●精米歩合:55%
●使用酵母:山形酵母
●アルコール分:15.5%
●日本酒度:+4
●酸度:1.4
●杜氏:後藤英之
●製造年月:2008.12
●価格:知らない

個人的お好み度:★★★★



さて、今夜はMacWorld 2009で新製品発表?ですね。

我が家のMacBook、謎の突然電源落ち頻発でまともに使えず。(要買い替え)
Mac mini G4、さすがに苦しくなってきた。(PPC機として保存個体へ)
という状態なので、何か面白いの出ないかな~。
ちょっと夜更かししてみよう。
(とか言いながら酔っぱらって寝てるかも)

---------
見事に何も無かった・・・・MBP17"だけ。
起きてて損した(=_=)ネムイ…


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| 麗しの純米吟醸・吟醸酒 | 22:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋鹿 奥鹿之助 純米大吟醸17BY

牛
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もウシッシなお酒に巡り会えますように。

いや~、お正月休みを利用してモルディヴでバカンスを楽しんでおりましたのでブログ更新が滞っていたのならスゴいんですが、ただのサボリです。

本日より仕事始め。
休みの間は、自然に目覚めるまで寝てたので、目覚ましに起こされると体が重~い、眠~い。



奥鹿之助1
さて、お正月に呑んだお酒はこちら。
丑年にちなんで「黒牛」か「火牛」の純米大吟醸でも買ってみようかと思いましたが、我が懐には冬将軍様がお見えになっていますのでお正月用のお酒購入は断念し、冷蔵庫で熟成(本当は呑むタイミングを逃し放置)されてたのを開けてみました。

『秋鹿 奥鹿之助 純米大吟醸 袋吊雫中取り 17BY』
秋鹿酒造創業者「奥 鹿之助」の名を冠した、自営田栽培の山田錦を40%磨きした雫取りの純米大吟醸生であります。
長らく冷蔵庫で横になったり縦になったり、あっちへこっちへと移動させられたり、温度も様々、とても万全な体制での保存ではありませんが、どのような酒になっているのでしょう?

とか言いながら、これを呑むのが初めてなので、新鮮なのがどんな味か知らないんですけどね^^;



奥鹿之助2
とろ~り、かなりとろ~り。
そして、すべるような滑らかさ
凝縮された甘味・辛味・旨味が渾然となり、濃密で実にふか~~~~~~い味わいです。

香りはさほど強くなく、フルーティというわけでもありませんが、どこか果実酒のような「じゅわ~」っと溶け出すような旨味があり、その濃厚な旨味の中に秋鹿らしいカチっとした硬質感を感じます。(←実際にカタいわけじゃなくて、そう感じる味なのだ)
後味はこの旨味の余韻を残しつつ、す~っと溶けるように引いて行きます。

枯れや老ねまで行かず、上手い具合に熟成してるんじゃないでしょうか。
カドの取れた非常に滑らかな、濃厚で旨い酒になってます。
開戦直後は、濃厚過ぎる嫌いがありましたが、3日程してから残ってたのを呑むと、なかなか良いバランスになってましたよ。


■酒造会社:秋鹿酒造有限会社(大阪府豊能郡能勢町倉垣)
  創業明治19年(1886年)
●原材料:米、米麹
●原料米:山田錦(自営産)
●精米歩合:40%
●使用酵母:9号
●アルコール度:17度以上18度未満
●日本酒度:+5
●酸度:1.7
●アミノ酸度:1.0
●杜氏:谷渕英雄(但馬)
●上槽:2006年2月
●製造年月:2006年12月
●価格:720ml/\5,250-

個人的お好み度:★★★★



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| 恐れ多い純米大吟醸・大吟醸 | 22:31 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

2008年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年02月