『玉つるぎ 蔵出し純米生酒 玉の水 23BY』こちらも
奥丹波の酒蔵巡りの際に買って来たもの。
「中大槻酒造場」さんのお酒です。

明治5年(1872年)創業の中大槻酒造場。
主銘柄は「玉つるぎ」。
「玉のようなまろやかさと剣のような冴えとキレ味の酒」という意味を込めて命名されたそうです。

純米生と本醸造の生がおススメってことで、こっちの純米のを買ってきました。
アルコール度17度、精米歩合65%以外は不明です。
香りは控えめ。かすかに爽やかな香り。
口当たりする〜りなめらかなれど、旨味とコクはしっかり。でも、どっしり重くも無い。
ん〜、このバランスがいい。
蔵のイメージから、もっと田舎臭い風味なのかと予想してたので、この味は少しビックリ。(申し訳ありません)
華やかではありませんが、さらりとしたきめ細かいパウダー状の旨味の後、やや青味がかった苦さがジワリ・・・
酸味はあまり感じませんね。
その後、カドの無いまろやか〜なコクがぐぐっ。
そして、つるんと流れる実に良い喉越し。
まさに「玉の水」。もたつかず、すっと引いていきます。
名水の湧く「小鼓」の西山酒造場から2〜300メートルしか離れてませんから、こちらも良い水なのでしょう。
生酒らしい瑞々しさと、洗練され切ってないややザラついたイメージの旨味・コクのハーモニー。
青年の爽やかさと、(ちょっと脂のテカリとヒゲの伸びが気になる夕刻の)中年の渋味が同居したイメージですね。
ちょうど呑み頃な熟成具合だった気がします。
が、開けてから日が経つと、ややアルコール感が出て来たやうな。
味の出方も、ちょっと強くなってきたやうな。
呑み終わるのに一週間はかかってなかったと思いますが、序盤と終盤ではイメージが変わりました。
序盤の軽やかなのにぐぐっと来るバランスが好きかな〜。
『玉の水 蔵出し純米生酒 23BY』
■酒造会社:中大槻酒造場(兵庫県丹波市市島町中竹田908-1)
創業:明治5年(1872年)
●原材料:米、米麹
●原料米:?
●精米歩合:65%
●使用酵母:?
●アルコール度:17度
●日本酒度:?
●酸度:?
●アミノ酸度:?
●製造年月:H24年(2012年)11月
●価格:1.8L/3,000円(税込)
個人的お好み度:
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓(7)

初日、刺身で。
アカヤガラ(右)初めて食べましたが旨い〜。
でもこの酒に合わない〜。
ちょっと酒の旨味・コクが勝ってしまう〜。
ちなみに左はタラ〜。

後日ブリの照り焼きと。
ん〜、この組み合わせはいいですね(^^)
美味しく呑み、美味しく食べました。
もちろん豆腐も旨い。
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アカヤガラと合いませんでしたか・・・。
そういや、僕が好きな作家「魚柄仁之助」さんの日本酒本には、
アカヤガラの刺身に水菜などの野菜を合わせ、バジルソースとオリーブ油を掛けた物やアカヤガラのアラの吸い物に愛知県の酒「義侠 えにし」を合わせたら、ご飯が三杯も行けたと書いてましたね。
| エクスプロイダー | 2012/12/08 21:49 | URL | ≫ EDIT